「酒鬼薔薇聖斗」の“現在”

「酒鬼薔薇聖斗」、元少年Aだ。


32歳になっても本名は名乗らず元少年Aで本を出している。


被害者遺族が出版差し止めを求めているが、太田出版はとりあわない。


「出版差し止めは難しくても、被害者の遺族がこの本の内容に対し損害賠償を求める訴訟を起こせば、結果的に被告の名前や住所が公に出てしまうことになる。

いま複数の弁護士が、その動きを後押ししようと動いている」
とある弁護士はいう。


すでに遺族に近い弁護士が「酒鬼薔薇聖斗」の住所や名前を把握しており、遺族の希望さえあれば訴訟を起こせる状況にあるという。


「酒鬼薔薇聖斗」は、児童の首を切るなど2人を殺害した上、新聞社に「挑戦状」を送るなど、あまりに残酷な事件を起こた。


でも、少年法の適用で罪には問われず、医療少年院を経て2004年に社会復帰したのだ。


アメリカではニューヨーク州で犯罪者が自らの犯罪行為をネタに出版、販売して利益を得ることを阻止する「サムの息子法」と呼ばれる法律があり、犯罪行為を商業利用することを禁じている。


同様の法律は他州や世界各国で類似したものが存在するが、日本にはそれがない。


「でも、今回のケースを契機に新しい日本版の『サムの息子法』を作りたいと考える弁護士も少なくないです。

そのために大きな波風を立ててきっかけ作りにしようと話している弁護士もいて、32歳の酒鬼薔薇聖斗が、少年法そのままの匿名で、過去の犯罪をビジネスに利用したことに対する報復として、合法的に著者の現在を白日の下に引っ張り出すための裁判案を練っています」
とある弁護士の言葉。


法律に守られ、社会に守られ、それなのに好き勝手なことをしていることは許されないのではないか。

Categories: 未分類

Comments are closed.